知らんけど。信オンブログ

信長の野望Online(通称:信オン)のプレイ雑記。 数年間はなれていて復帰。迷子になったのは僕じゃなくて運営だった

2018年09月

信オンのBGM含む音源配信について

著作物利用規約についての意見募集だからついでに書く。



音源利用についてだ。


合戦の配信と音源利用をごっちゃにして話してる人が多いけど、この二つは全く別の問題なので切り離して考えないとだめだ。


今回合戦配信者の鯖さんに警告がでたというのは本人のtweetで広まったから触れるけど
アレは音源利用は直接的な原因ではなく


・合戦配信が気に入らない層
・鯖さんが気に入らない層

どちらかがそれを理由に通報したからだと考えている。

理由は他の配信者に警告が出ているという話を一切見ないから。

たまたま鯖さんに利用規約違反の部分があったからそれで叩いただけだと言える。
恐らく言い切ってしまっても良いだろう。
僕も鯖さんも敵が多いので叩かれやすいという事だ。





では本題。

僕は正直に言ってJASRACK関連は知識がない、ほぼ素人だ。

利用規約や契約については弁護士とやりあいながら作ってきたことはある。

僕がこのブログで話してるこれ系の知識は大抵その時の経験から出ている。


ただ、今まで生きてきて音源系は別の人間に投げたりもしくはやらなくて良い環境だった。
だから本当に素人レベルで調べた程度だ。
なので


いつも以上に間違ってる可能性がある。
注意してほしい。



そのうえでも読んでくれるという方だけ先へ。
もしこの辺に詳しい方がいらっしゃればコメントなりTwitterなりでご指摘いただければ嬉しい。




まず、結果を書くと
今後信ONで音源が、少なくとも音楽が配信可能になる可能性は極めて少ないだろうという事。


何故なのか。
理由は川井さんの楽曲がJASRACKに登録されているから。
信オンのBGMがTVで流れてるのを聞いたことがある人は多いと思う。
あれは要するにTVの使用に際してJASRACKに料金が支払われているという事になる。
逆に言えば、他のゲームの楽曲を聞いたことが無いのはそういう仕組みがないからともいえる。

これに気づけたのは29さんのtweetのおかげなので理由と共に経緯を続けて書いていく。





まず調べたのはJASRACKにどういう状況で登録されているか。
これはデータベースで検索すればすぐわかる。

例として最終決戦(ボステーマ)を探してみる。
するとこういう結果になる。
どうやらリンクだと結果が出ないようです
これを見るとJASRACKも配信の権利を有してないということになる。



そして




書いてるうちに29さんのこんなtweetを見て調べてみた。
すると面白いことが判った。


FFの利用規約から引用する。
ファイナルファンタジーXIV公式サイト、公式フォーラム、および関連サイト内に掲載されているテキスト・情報・画像・動画(Answers/Dragonsong/Revolutions(アレンジ曲含む)が使用されているものは除く)
ここに書かれている3曲は動画配信に使ってはいけない曲なのだがこれもJASRACKに登録されていた。


そして十曲ほど調べてみたが
同じ作曲家の曲であっても禁止されていないBGMはJASRACKに登録されていなかった。


つまりJASRACKに登録されている楽曲は配信に使うには何らかのハードルがあると予想できる。


FFは配信に楽曲を使うのは自由なのにという意見を見かけたけど29さんの指摘で新しい事に気づくことが出来た。


他のゲームも調べてみた。

PSO2

ラグナロクオンライン



この辺は制限がない。

マビノギ、リネージュ2
この辺は不明だ。
配信系に触れた規約をすぐには発見できなかった。



軽く調べた限りなので全てがそうとは限らないけど、
配信制限がないゲームの楽曲はJASRACKに登録されていないか、登録されていても無信託状態だった。

無信託というのは例えばこのPSO2のBGMの様な状況だ。
リンクだとダメみたいなので自分で調べてください。


あとはコエテクと作詞作曲の川井さんとの契約次第だけど、恐らくJASRACK登録曲を配信OKに切り替えると予算が掛かるはず。
それをすべての音源について結びなおしを掛けたらどの程度の予算が掛かるんだろうか。

さらに、JASRACKに信託したまま配信可能にすると使用料が掛かる。
誰が払うのか?
コエテクか配信者しかいない。




実際は契約次第だしその契約内容を僕は当然知らないけど、今の信オンにそれだけの予算をとれと言うのはそこそこ厳しいのではないかなと思う。


安易に配信可能にすればいいというのは簡単だけど、そもそも15年前、ゲームの動画を配信されるなんてことを考えなかっただろう。
ちなみに
同じく長い歴史のある大航海時代オンラインも音源NG
一番新しい三国無双オンラインは音源OK
という利用規約になってる。



元々の設計と契約が尾を引いてるので安易にできるようにしろって文句を言ってもどうにもならないと思うよ。
まあ僕も配信に音があった方がそりゃいいに決まってるけど、大人の事情ってものがあるんじゃねーのかな。

なので今後も音がOKになる可能性は極めて低いだろう。

ちなみに江戸家さんがこんなtweetをしていた。
これは音が作れればという前提だけど確かに解決できる可能性がある。
ただ問題はCVの方の契約で声も変える必要もあるのかないのか。
他社の契約のことでわからなすぎるけど基本的には全とっかえなら可能か。
ただこれも予算が・・・。





そして川井音楽が無くなった信オンが信オンとして受け入れられるかどうか、結構音楽の力でかい作品な気もするんだよね。


まあ、知らんけど。

---------------------------------------------------------------------------
信長ブログランキングに参加してます↓
他の信オンブログも覗いてみませんか?
一日1ぽちお願いします
にほんブログ村 ゲームブログ 信長の野望Onlineへ
にほんブログ村



川又Dの意見募集について

川又Dがこんなtweetをしていた。



そこでこれを書いた。


正直この行為は愚策も愚策、愚策中の愚策だ。

何故かというとこれは利用規約についての話だから。
大分前になるが利用規約については書いたことがある


利用規約は、自社の利益を守るためのもの。
その利用規約の改定について、相手に意見を聞く。


これがどれだけ前代未聞な行為か判るだろう。


だがそれだけに真剣さが伝わってくる。


なのでちゃんと意見を言おうと思う。



まずは結論から。
合戦のLIVEを禁止するのは無理だ。
コエテクじゃ(というかでかい企業じゃ)対応できない。
そうしたいと思ってもプラットフォームの機能以外でルールを作るのは法務がなかなかウンと言わないだろう。


理由は大きく言うと二つ。
1つ目はハードが多岐にわたる事。
2つ目は法的な縛りがしづらい行動である事。



詳細に見ていく
1つ目はハードが多岐にわたる事。
これがPS4だけのゲームなら配信設定を合戦場NGに設定すればOK。
シェア機能を使ってる場合はこれでNGになるし、キャプチャボードを使ってるユーザーに対してもルール提示が容易になる。

問題は制限が出来ないPCだ。
川又Dのこのtweetからも察することが出来る。




そう、PC版があるから難しくなる。
PC版はプログラムもしくは表示されているものをキャプチャすることで配信するのが殆どだ。
これをプログラム側から制限するのはまあ不可能に近い。

とするとPS4だけ制限するというのも公平さの観点から不可能になる。
これが1つ目のハードが多岐にわたるから難しいという事。


2つ目は法的な縛りがしづらい行動である事。
これは先ほどのとは別の昔書いた記事がここに触れてるのでリンクだけ張っておく。
要するに利用規約などで縛れるのはリアルに関することが殆どなのだ。
これは利用規約は契約だからと考えると判りやすい。


・誹謗中傷などは他人の権利を侵すからダメ
・音源を使うのは著作権者の権利を侵すからダメ
・コエテクが権利を持っている画像、動画は有効なアカウントさえ持ってればOK


ゲーム内の行動を縛っているように見えてこれらは全部リアルの、プレイヤーの行動について書かれている。

前にキャラのことだと言い張っていた人がいたが勘違いも甚だしい。



キャラの行動を縛るというのなら例えば、極端な話
合戦場でプレイヤーキャラクターを倒してはいけない。
という利用規約が成立するかという事を考えてみよう。
まあ例が極端だけど、馬鹿なんじゃないかなと思うだろう。



これを踏まえて考えると『配信そのものは可能』とするなら合戦場だけNGという契約が難しい理由が判るだろう。
何故なら配信はリアルのプレイヤーの行動で、合戦はゲーム内の行動だからだ。

配信がOKなら全部OK
配信がNGなら全部NG

この二つは簡単。

配信全面OKだけどリアルタイムなLIVE配信はNG

これも割と簡単


配信全面OKだけどリアルタイムなLIVE配信は合戦場だけNG

これが相当難しい。
大事なことなのでもう一度書くが

配信はリアルのプレイヤーの行動で、合戦はゲーム内の行動だから


コエテクの法務ならこの辺をクリアした利用規約も書けるし作れるだろう。


だがここで問題になるのは
客観的な理由を明示できないと利用規約自体は作れてもいざ裁判になったときに負ける可能性が出てくる。
利用規約は契約だと考えれば、違法な契約は結んでも無効だと主張することが出来る。
利用規約に書くには、誰が見ても(ゲームをやってない人間が見ても)明確な理由が必要だ。

合戦がメインコンテンツだったらいい。
というかそれしかないというゲームなら秘匿性の高い情報と客観的に判断できる。
だがMMORPGはそう言い張るにはやれることが多すぎる。


合戦をメインで遊んでいる人にとっては合戦こそがメインコンテンツなのかもしれないが、新章毎に追加されるコンテンツこそがメインコンテンツであると客観的には判断されるだろう。



対人要素があり、リアルタイムだと秘匿性のある情報が筒抜けになる。


という点を問題点にするなら


そもそも複垢で相手側にログインすれば全部見れるという問題点が出てくる。


これを同時に禁止しなければならないがコエテクの法務ですら、そんなことが出来るかどうか。


僕が裁判を起こすユーザーならここを争点にする。
まあ意味のある裁判ではないけど、企業の裁判は負けないことを前提にしなければならない。



他の手段で得ることができる情報を、何故禁止するのか?



この疑問に答えられない限り合戦場だけをNGにするルールを制定することは出来ないだろう。



最後に川又Dの苦悩のtweetを並べておく。
この記事を読んだうえでこのtweetを見てもらえばまた違った見え方がするかもしれない。





そして今日の




正直川又Dはよくこの領域に踏み込んだと思う。
出来ないという結論かLIVE配信はNGかのどちらかしかゴールはないと思われる中で。
LIVE配信にしろ動画配信にしろ権利上の問題がないならどんどんやってほしいのが現代のゲームクリエイターの本音だろう。
殆どの場合それは費用の掛からない広告になる。
でもそれが理由でユーザーが減ってしまっては本末転倒になる。
だから動いたんだろう。
僕には自殺にしか見えなかったけど動いたのは凄い。
だから本気で書いた。



LIVE配信は見ている人がプレイしている気分になれるという点で非常に臨場感のある放送が出来る。
スプラトゥーン、フォートナイト、荒野行動、PUBGといったMO系のオンラインゲームはLIVE配信バンバンしまくってる。
MMOで多人数が関わるとはいえリアルタイムな即効性が薄くなる信オンでNGにするのはもはや時代にあってない様にも思う。


どうすべきかという意見よりも、どういう状況にあるかというのを自分の知ってる範囲内で書いた形になったけど。
これで少しでも川又Dの状況を察してあげることの出来る人が増えるならいいかなと。


音源動画利用についてはまた別途。



まあ、知らんけど。

---------------------------------------------------------------------------
信長ブログランキングに参加してます↓
他の信オンブログも覗いてみませんか?
一日1ぽちお願いします
にほんブログ村 ゲームブログ 信長の野望Onlineへ
にほんブログ村


リンク・引用などについて
リンクも閲覧も引用も紹介もご自由にどうぞ。
お知らせも無くてかまいません。
それでも知らせてくれるという方は、どの記事にでもいいので書いてくれたら見には行きます。

ブログ村PVランキング
ギャラリー
  • 規約変更されたけど、色々アレな件
  • 規約変更されたけど、色々アレな件
  • 初コラボ企画:神父さんの超ハイクオリティ動画特集!
  • 初コラボ企画:神父さんの超ハイクオリティ動画特集!
  • 初コラボ企画:神父さんの超ハイクオリティ動画特集!
  • 初コラボ企画:神父さんの超ハイクオリティ動画特集!
  • 初コラボ企画:神父さんの超ハイクオリティ動画特集!
  • 信オンMAD動画リスト(フラッシュ動画もあるよ)
  • 信オンMAD動画リスト(フラッシュ動画もあるよ)
最新コメント
当ブログの趣旨と免責

当ブログの記載事項があっているとは限りません。
何らかの情報が乗せてあったとしても間違っている、仕様の変更後等が考えられます。

寄り合い所のような正確な情報の記載を目的としたブログではありませんので、誤った表記に対しての対応はするもしないも管理者の判断とします。

当ブログの記載事項は上記のように正確性の点でなんら保証できず、責任を負いかねるのでその情報をもとに何かをされる際はご自身の責任と判断のもとに行って下さい。

コメントの編集は管理者の一存によって行います。
現在コメントは承認制となっております。
よほど酷い暴言誹謗中傷など以外は基本的に承認します。
非公開希望の方はその旨記載して頂ければ公開いたしません。

特定の人物、一門、団体を誹謗中傷するような目的はございません。


私の主義を一言で言うと、
過疎過疎って言われてるけど世界(サーバー)は一つになったんだし皆仲良くやりましょうということです。

本事項は管理者の独断によって変更することがございます。
twitter#nobuon
著作権に関する表記

『信長の野望 Online』に関わる著作権、その他一切の知的財産権は、株式会社コーエーテクモゲームスに帰属します。

このWebサイトに掲載している『信長の野望 Online』の著作物は、『信長の野望 Online』公式サイトにおいて使用許諾が明示されているもの、もしくは『信長の野望 Online』の有効なアカウントを所有しているユーザーが株式会社コーエーテクモゲームスから使用許諾を受けたものです。
  • ライブドアブログ