昨今、月額課金モデルのゲームはとても少なくなった。
携帯電話の進化でソーシャルゲームが台頭し、そのソーシャルゲームはフリーミアムと呼ばれる仕組みが多いからだ。
プレイは無料。
アイテムや特権を課金要素として提供する。
これがフリーミアム、ゲームだとフリートゥプレイ(F2P)と言われることもある課金モデルだ。
MMOだと俗にアイテム課金ということもある。
内容を見るとアイテムだけじゃなく信オンでいうどこでも早馬とかのようにゲーム内特権も含めて課金要素になっていることが殆どなのでフリーミアムという方が個人的にはしっくりくる。
月額課金モデルはMMOの黎明期から中期にかけてはポピュラーな課金モデルだった。
だがweb2.0の思想やソーシャルゲームの台頭でMMOにもフリーミアムモデルが多くなり、そのうちにMMO自体がソーシャルゲームに押されて市場規模が小さくなってしまった。
今ニューリリースが掛かるとしたらほとんどすべてがフリーミアムモデルだろう。
月額課金では人が集まらない。
だが信長の野望オンラインは月額課金モデルだ。
長く続いてるタイトルでもあるし月額課金モデルであることは特に異論はない。
コエテクの経営判断で良い。
月額課金モデルのいいところは売り上げが見えるところだ。
月ごとのユーザーの数の増減等は見えてるだろうからそこに月額課金の金額と来月のユーザー予測値を入れれば売り上げが予想できる。
これは企業運営において大きな強みだ。
信オンの場合はこれにプラスしてオプションを販売している。
オプションの販売について僕は肯定的な目で見ている。
むしろ便利要素の販売は以前にも書いたが大賛成だ。
一番例として判りやすいので何度も例にだすが『どこでも早馬』
茶店まで走るのがダルい人はお金を出して時間と手間を節約する。
お金を出す価値を感じない人は時間と手間を掛ければ同じことが出来る。
とても公平なシステムだ。
ここで重要なのは『自分で選ぶことが出来る』ということ。
お金を出して楽をするか
お金は出さないけど手間をかけるか
この2択で結果を同じにすることができる。
さてそれを踏まえたうえで課金モデルの話に戻る。
フリーミアムモデルで今絶滅の危機に瀕している超有名プラットフォームが二つある。
モバゲーとグリーだ。
スマホが出る前はこの二大帝国時代がそれなりに長く続いたのでプレイしたことがある人は多いのではなかろうか。
モバゲーやグリーのゲームにはとても分かりやすい特徴があった。
無課金者は課金者の養分でしかないということだ。
課金者が絶対的に強く無課金では課金者にはほぼ100%勝てない。
このモデルは課金を煽るには最適だった。
これプラス、ガチャというシステムでDeNAとgreeは上場したと言ってもいい。
だがこのモデルは別の超ビッグネームタイトルによって駆逐される。
パズドラの登場だ。
パズドラも相当なDL数を誇っているのでプレイしたことがある人は多いと思う。
パズドラは当時のモバゲーグリーが絶対にやらないことを平然とやってのけた。
それは『課金通貨の無料配布』である。
パズドラで言えば魔法石がそれにあたる。
これはどういうことかというと、無課金でも課金者と同じものを量は違えど持つことが出来るということだった。
無課金と課金者の壁をかなり低くした。
この課金通貨配布モデルの台頭により、モバゲーやグリーの二大帝国は崩壊していった。
※実際は細かく言うともっとたくさんの要素があるのだが、長くなるので省略する。
ではなぜ二大帝国は駆逐されてしまったのか。
シンプルにいうと不公平感だと思っている。
課金者が強いのはまあ当たり前だ。
そうでなければ誰も課金しない。
だが無課金でいくら頑張っても絶対に課金者に勝てないという形では無課金は頑張る気にならない。
フリーミアムモデルで課金者は何故課金するのか。
無課金相手に俺つえー俺スゲーがしたいからである。
無課金が頑張る意味がないと辞めて少なくなれば課金者もテンションが落ちて減っていく。
無課金が課金者を簡単に駆逐できると誰も課金しなくなる。
よって
課金したら強くなる、楽になる。
でも無課金でも手間を掛ければ、工夫すれば何とかなる。
という公平感。
こういったバランスの上に立つのが今のトレンドでこれがパズドラが作った流れだ。
この公平感はそのまま自分で選ぶという事に直結する。
すぐに強くなりたければ課金。
手間を掛ければ課金しなくても強くなることはできる。
これがパズドラから続く新しいフリーミアムモデルのトレンドだ。
長くなったが前置きはここまでだ。
繰り返そう。
フリーミアムモデルのトレンドですら選択肢がある。
信長の野望オンラインは『月額課金モデル』だ。
討鬼伝コラボイベントはほとんどガチャ要素に近い課金モデルが入ってる。
無課金でも同じものが頑張って手間を掛ければ手に入るか。
確率的にほぼ無理。
しかも九十九の力というキャラの強さに関わる要素をそこに入れ込んでいる。
十数年続けてきた課金モデルを崩壊させて一気にゲームを終わらせる気かな?
月額を払ってるユーザー同士の間に利便性以外の格差が生じるのはとてもまずい。
公平感が全くない。
課金をするか手間をかけるかという選択の自由もない。
グラ装備だけならまだいい。
これが能力に関わってくると、問題は深刻。
ただでさえ一人に複数のキャラを使わせるような無茶をしてるんだから、複数アカウント運用してるプレイヤーが支え切れなくなってやる気を失うような課金モデルは絶対にやめた方がいい。
月額をずーっと払って長く遊んでくれたユーザーが一気に離れるきっかけになる。
どうしても、売り上げがピンチで能力アップ要素を課金で売るなら、最悪でもガチャは辞めた方がいい。
せめて課金販売。
ガチャのランダム要素まで持たせると複垢運用が基本になりつつあるこのゲームでは複垢保持プレイヤーがキャラを維持できない。
コエテクさん終わりの鐘を鳴らすのはどうか辞めてください。
貴方がおそらくモデルにしてるであろう、モンハンはMOでジャンルが違います。
最初からそういう課金モデルで売られてるので文句も出ませんがシンプルな月額課金から移行するのは無理があります。
第一モンハンで多垢してる人がどれほどの割合いますか。
信オンで多垢してる人の割合はどれほど高いですか。
多垢はプレイヤーが勝手にやってる事ですか?
1PCで4画面プレイできる様にしてまで多垢を推進したのは誰ですか?
多垢でガチャなんて手元にあるプレイヤーのデータを見れば崩壊するのは馬鹿でもわかるでしょう。
是非今回のイベントが終わったらアンケートを取ってみてください。
そして二度とやらないで下さい。
これが恒常化したら本当にユーザーは離れてしまいます。
コエテクさん、どうか本当に根本的な見直しをお願いします。
追記
ブロガーで本ポストに同意できる人は是非記事を書きましょう。
ブログを持っていない人はtwitterでもブログへのコメントでも構いません。
声を上げることが大事だと思って居ます。
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プレイは無料。
アイテムや特権を課金要素として提供する。
これがフリーミアム、ゲームだとフリートゥプレイ(F2P)と言われることもある課金モデルだ。
MMOだと俗にアイテム課金ということもある。
内容を見るとアイテムだけじゃなく信オンでいうどこでも早馬とかのようにゲーム内特権も含めて課金要素になっていることが殆どなのでフリーミアムという方が個人的にはしっくりくる。
月額課金モデルはMMOの黎明期から中期にかけてはポピュラーな課金モデルだった。
だがweb2.0の思想やソーシャルゲームの台頭でMMOにもフリーミアムモデルが多くなり、そのうちにMMO自体がソーシャルゲームに押されて市場規模が小さくなってしまった。
今ニューリリースが掛かるとしたらほとんどすべてがフリーミアムモデルだろう。
月額課金では人が集まらない。
だが信長の野望オンラインは月額課金モデルだ。
長く続いてるタイトルでもあるし月額課金モデルであることは特に異論はない。
コエテクの経営判断で良い。
月額課金モデルのいいところは売り上げが見えるところだ。
月ごとのユーザーの数の増減等は見えてるだろうからそこに月額課金の金額と来月のユーザー予測値を入れれば売り上げが予想できる。
これは企業運営において大きな強みだ。
信オンの場合はこれにプラスしてオプションを販売している。
オプションの販売について僕は肯定的な目で見ている。
むしろ便利要素の販売は以前にも書いたが大賛成だ。
一番例として判りやすいので何度も例にだすが『どこでも早馬』
茶店まで走るのがダルい人はお金を出して時間と手間を節約する。
お金を出す価値を感じない人は時間と手間を掛ければ同じことが出来る。
とても公平なシステムだ。
ここで重要なのは『自分で選ぶことが出来る』ということ。
お金を出して楽をするか
お金は出さないけど手間をかけるか
この2択で結果を同じにすることができる。
さてそれを踏まえたうえで課金モデルの話に戻る。
フリーミアムモデルで今絶滅の危機に瀕している超有名プラットフォームが二つある。
モバゲーとグリーだ。
スマホが出る前はこの二大帝国時代がそれなりに長く続いたのでプレイしたことがある人は多いのではなかろうか。
モバゲーやグリーのゲームにはとても分かりやすい特徴があった。
無課金者は課金者の養分でしかないということだ。
課金者が絶対的に強く無課金では課金者にはほぼ100%勝てない。
このモデルは課金を煽るには最適だった。
これプラス、ガチャというシステムでDeNAとgreeは上場したと言ってもいい。
だがこのモデルは別の超ビッグネームタイトルによって駆逐される。
パズドラの登場だ。
パズドラも相当なDL数を誇っているのでプレイしたことがある人は多いと思う。
パズドラは当時のモバゲーグリーが絶対にやらないことを平然とやってのけた。
それは『課金通貨の無料配布』である。
パズドラで言えば魔法石がそれにあたる。
これはどういうことかというと、無課金でも課金者と同じものを量は違えど持つことが出来るということだった。
無課金と課金者の壁をかなり低くした。
この課金通貨配布モデルの台頭により、モバゲーやグリーの二大帝国は崩壊していった。
※実際は細かく言うともっとたくさんの要素があるのだが、長くなるので省略する。
ではなぜ二大帝国は駆逐されてしまったのか。
シンプルにいうと不公平感だと思っている。
課金者が強いのはまあ当たり前だ。
そうでなければ誰も課金しない。
だが無課金でいくら頑張っても絶対に課金者に勝てないという形では無課金は頑張る気にならない。
フリーミアムモデルで課金者は何故課金するのか。
無課金相手に俺つえー俺スゲーがしたいからである。
無課金が頑張る意味がないと辞めて少なくなれば課金者もテンションが落ちて減っていく。
無課金が課金者を簡単に駆逐できると誰も課金しなくなる。
よって
課金したら強くなる、楽になる。
でも無課金でも手間を掛ければ、工夫すれば何とかなる。
という公平感。
こういったバランスの上に立つのが今のトレンドでこれがパズドラが作った流れだ。
この公平感はそのまま自分で選ぶという事に直結する。
すぐに強くなりたければ課金。
手間を掛ければ課金しなくても強くなることはできる。
これがパズドラから続く新しいフリーミアムモデルのトレンドだ。
長くなったが前置きはここまでだ。
繰り返そう。
フリーミアムモデルのトレンドですら選択肢がある。
信長の野望オンラインは『月額課金モデル』だ。
討鬼伝コラボイベントはほとんどガチャ要素に近い課金モデルが入ってる。
無課金でも同じものが頑張って手間を掛ければ手に入るか。
確率的にほぼ無理。
しかも九十九の力というキャラの強さに関わる要素をそこに入れ込んでいる。
十数年続けてきた課金モデルを崩壊させて一気にゲームを終わらせる気かな?
月額を払ってるユーザー同士の間に利便性以外の格差が生じるのはとてもまずい。
公平感が全くない。
課金をするか手間をかけるかという選択の自由もない。
グラ装備だけならまだいい。
これが能力に関わってくると、問題は深刻。
ただでさえ一人に複数のキャラを使わせるような無茶をしてるんだから、複数アカウント運用してるプレイヤーが支え切れなくなってやる気を失うような課金モデルは絶対にやめた方がいい。
月額をずーっと払って長く遊んでくれたユーザーが一気に離れるきっかけになる。
どうしても、売り上げがピンチで能力アップ要素を課金で売るなら、最悪でもガチャは辞めた方がいい。
せめて課金販売。
ガチャのランダム要素まで持たせると複垢運用が基本になりつつあるこのゲームでは複垢保持プレイヤーがキャラを維持できない。
コエテクさん終わりの鐘を鳴らすのはどうか辞めてください。
貴方がおそらくモデルにしてるであろう、モンハンはMOでジャンルが違います。
最初からそういう課金モデルで売られてるので文句も出ませんがシンプルな月額課金から移行するのは無理があります。
第一モンハンで多垢してる人がどれほどの割合いますか。
信オンで多垢してる人の割合はどれほど高いですか。
多垢はプレイヤーが勝手にやってる事ですか?
1PCで4画面プレイできる様にしてまで多垢を推進したのは誰ですか?
多垢でガチャなんて手元にあるプレイヤーのデータを見れば崩壊するのは馬鹿でもわかるでしょう。
是非今回のイベントが終わったらアンケートを取ってみてください。
そして二度とやらないで下さい。
これが恒常化したら本当にユーザーは離れてしまいます。
コエテクさん、どうか本当に根本的な見直しをお願いします。
追記
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