凄く懐かしさがこみ上げてきた。
あれは復帰してから一ヶ月も経っていない頃。
ある日、知人がごく少数の生き残り以外いない俺は
例によってわずかな知人と、そして家臣とともに秀吉戦記の雑魚狩りをやりに行こうとしていた。
そこに対話がきた。
見覚えのない名前だった。
どうやら大名物に出ている秀吉戦記の武将をやろうと誘っている様だった。
当然こちらは青!なんぞだしていないし紹介文に○○希望とか書いてるわけではない。
そして知人以外から対話で誘われるなんて復帰してから一度も無かった。
とてもとても、懐かしい想いだった。
野良募集なんて全滅していると思い込んでいた俺は(冒険板をまだ知らなかった)
昔自分が現役の頃を思い出した。
どこかへいこうと思うなら見知らぬ方にも青を出していない人にも遠慮なくこえ掛けをしたものだった。
ああそうだったなあ。
MMOってこういう風に人と接するゲームなんだよなあと。
本当に懐かしい想いがした。
が、その人の名前がちょっと気に食わなかったので断った。
『知人と一緒なものですみません^^』
しかし奴は強気にもう一回押してきた。
『知人さんも一緒にどうぞ!知人さんの職はなんですか?』
復帰したばかりで弱いからというのも伝えたが彼はかまわないという。
知人に確認を取ったらOKということだったので、ご一緒させてもらうことにした。
これが今も続いている俺とピエさんとの知人関係のファーストコンタクトだった。
そして俺にとって、コレは大きな出会いだった。
道中始まったばかりの無双コラボでイベントアイテムの無双おみくじがロットアイテムとしてでた。
ピエさんは全スルーなのかというほどロットが弱かった。
同じ時期に復帰した知人と俺というハンデを抱えながらもボスをきっちり落として終わった。
見ていると、彼らは全員知人同士のようだった。
後で聞いた話だが、ピエさんは同じ勢力の俺が最近うろちょろしているのを見ていたらしい。
ゴミのような装備をしている俺を哀れに思って声を掛けてくれたようだった。
そうとは知らず、名前がちょっと変だとか、いまどき野良で声をかけるのは怪しいとか
そんなことを思ってしまって本当にすまないと思っている。
そして徒党が解散したあと、彼と、彼の知人の盾鍛冶さん(この人は後々また違った形で書く)が
俺のみすぼらしい装備を見るに見かねてほぼ全身改造してくれました。
彼の言っていた言葉がとても印象的だった。
『その人の楽しみを奪わないように、でも最低限の装備や強さがないと楽しむことも出来ないからね』
確かにその通りなのだ。
雑魚狩りを延々とやるのはお世辞にも楽しいとはいえない。
たまにドロップボスや武将ボスをやってみたいと思う気持ちはある。
でも自分にそんな強さがないのを自分自身が良く知っている。
だからいけない。
そういう風に思っている人、結構多いんじゃないか。
そこに至る過程を楽しむのもMMORPGだと。
そうともいえる。
コレがバランスの難しさで、特に長く続いたこのゲームの様にやれること、やるべきことが多すぎるゲームでは
ライトにはじめたり復帰したユーザは何から手をつけたらいいのかわからない。
だから俺はこのブログを書き続けている。
後に来た人が、戻ってきた人がこういう道筋もあるんだ、と参考にしてもらえるように。
コレをみた現役の人たちが、当たり前になっていたコンテンツの選ぶところから判らない奴がいるんだと気づいてくれるように。
話がそれた、ピエさんの話に戻そう。
昔は彼のような人と出会う機会はとても沢山あった。
野良を集める、声を掛けるという文化が普通だったから。
そこで話をして知人登録をしたりというのがごく当たり前だった。
今は、ほぼ、ない。
昔の甲府や稲葉のように人が集まっている場所があって大声を出したら反応してくれるような場所もない。
判らずうろうろしていても殆ど関心を持たれることもない。
野良で声を掛けられることもほぼない。
中級者クエストが終わって特化を全部覚えたぞというプレイヤーが参加できるレベルの募集は、残念ながらない。
(御恩装備はちょっとという風潮で特務に参加できるだろうか?)
ピエさんは俺を見つけて、そして声を掛け、手を差し伸べてくれた。
俺は彼に感謝している。
大きな変化が起きて、そして知らなかったことを沢山知ることが出来た。
本来行くことが出来ないところにも行くことが出来た。
本来行くことが出来ないところにも行くことが出来た。
結局MMORPGというのは人なのだ。
人とのつながりがあるから何年も継続してやることが出来るゲームたりうる。
そして残念なことにこの信オンはそのつながりを作る過程が綺麗にロストしている。
とても長い時間を掛けて、古参プレイヤーに照準を合わせて、仕様が変わってきた結果。
新規のつながりを作ろうというコンセプトが消えた。
これはきっとMMORPGとしては致命的な話だ。
さ、毎度この話になるし、自分がそこまで行っていないから戒めの意味も含めて。
周りに復帰してきたばかりの人は居ませんか?
新しく始めたであろうユーザは居ませんか?
長いこと同じ両替を使っていて全く絡んだことがない人は居ませんか?
ちょっとした白チャに反応してくれた、馬鹿な赤チャに絡んでくれた。
そんなところから知人を増やしませんか?
新人や帰参者保護を頑張っている人たちが勢力ごとにいる。
でもそういう人たちを新人達が見つけることは出来ない。
帰参者は黒く塗りつぶされた知人欄を見てまた去っていく。
ソレってとても悲しい事だと思いませんか。
ちょっとだけ回りに気を向けて、新人か、帰参者か確かめる声掛けを同じ勢力の人だけでもやれたら。
また少し活気が戻るんじゃないかなと思いませんか?
そう、ちょうどピエさんが俺にしてくれたようにね。
まあ、知らんけど。
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