帰参してしばらくしたころ

殆ど意味のない知人リストを開くという行為をしたときあまりの驚愕に手が止まった。


白くなっている名前があったこと以上に、
その名前が師匠と呼んでいたその人だったからだ。


あれはもう11年近く前の話だ。
無印時代の信長に始めてログインした。
1stは忍者だった。
何も判らず操作の仕方もまだ良くわからずうろちょろしていた。

町から寄り合いのある城へ行った時レベルの高い忍者が居た。
それが師匠だった。

初日の全く何もわからない俺を忍者はこうだよ、キャラはこう育てるんだと教えてくれた。

その後特にべったりくっついて何かをするという事は一切無かったが、
要所要所で何故か困っているとそっと手助けをしてくれるそんな人だった。

最初の友達はやむちゃだったが、最初に話をした人は師匠だった。

十一年もの時を経てまたこの世界でこの人に会えるとは思っていなかった。


だから嬉しかった。
覚えていてくれるだろうか?

声を掛けてみた。

覚えていてくれた。

たわいもない話をした。
十一年も経てばお互いに歳を取る。
リアルに大きな時間の流れだった。

だけど、文字だけのこの世界でこの人から受ける印象は、やっぱり変わらなかった。

淡々としているようで暖かい雰囲気。
人ってのは変わらないもんなんだなあと思う。


そして争覇で止まっている俺を見て勾玉をいくつかくれ、復帰祝いとさりげなく手助けをしてくださる。


この人が居る限り1stは消さないと勝手に思っていたけど、これでまた消せなくなった。


消したくて仕方ないわけじゃないけどすこし嬉しい縛りだな。


しかし、11年間ずっとやってらっしゃったのだろうか。
ちょっとそこは濁されたので判らないがそうであるならすごいな。

今でもあの方は俺の師匠であるということに変わりはなかった。
また信長の野望オンラインに復帰した意味が少しでてきた。



まあ、知らんけど。

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